大雪の中で見た“助け合いの心”

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私的な用で、16日、17日の2日間、
故郷の長野(岡谷)に帰ってきました。
運悪く、爆弾低気圧の影響で、最悪の天候。
16日の朝から降り出した雪で、
電車から降りると、そこは一面の銀世界。

岡谷は、本来、そんなに雪の降る地域ではなく、
12月のこの時期に、ここまでの雪が降ることはめったにないこと。
とはいえ、雪が珍しい地域というわけではないので、
雪に対する、地元の人たちの対応の早さは
さすがだなぁと感心しました。

街なかでは、商店街のおじさんやおばさん、
住宅地では、昼間パートで働いているお母さんたちや、
仕事から帰ってきたお父さんが代わる代わる
家の周りや道の雪をかき、
子供たちも、当たり前のように
雪かきのお手伝いをしている姿を
あちこちで目にしました。
隣がお年寄りの住む家であれば、
当然のように、隣の家の敷地まで雪をかいています。

車で走っていても、雪のために狭くなった道で、
先を譲り合うシーンをたくさん見ましたし、
轍(わだち)にタイヤをとられて立ち往生した車を
みんなで押しているところも目にしました。
厳しい自然の中では、
人は助け合って生きているんだなぁと
つくづく感じました。

ここ数年、自然災害がとても多くなっていますが、
いつ、どこで、自分の身に降りかかってくるかわかりません。
だからというわけではありませんが、自分自身を省みて、
すっかり助け合いの気持ちが薄まっていることを恥じるとともに、
日頃から思いやりの心を持たなければいけないと、
痛感しながら東京に戻ってきました。

スポーツひのまるキッズ事務局 林

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