嬉しいお話

こんばんは、ひのまるキッズ事務局の原です。
昨日は、第6回目の九州大会でした。
今大会も宮崎県柔道連盟をはじめ、たくさんの方々のご尽力のお蔭で、大きな怪我もなく無事に大会を終えることが出来ました。
心から感謝申し上げます。

我々事務局では、全ての大会で、万全とまではいかないまでも、少しでも参加者の方々に喜んで頂けるように、一つでも多くの笑顔やドラマが生まれるようにという想いで大会の準備をしております。
ただ、大会中も運営の仕事をしているので、落ち着いて試合の観戦したり、イベントやブースの様子をじっくりみたりすることが出来ません。

そんな中、昨日、大会を終えて、食事に行ったときに、たまたま保護者の部に参加して頂いた方に話を聞かせていただく機会があり、とても感動的で、我々事務局にとって、すごく嬉しいお話でした。

保護者の部は、日ごろ子供の応援をしている保護者が試合をし、応援してもらっている子供が応援することで、お互いの立場や気持ちを理解し、親子の絆を深めてもらうことを期待して実施しています。

ところが、保護者の部を始めた1年目に比べ、2年目の今年は、参加者が半減し、今後も続けていくかどうかをしっかりと検証しなければならないと思っている状況です。

どんな話だったかというと、中学生のお兄ちゃんとの話です。
そのお兄ちゃんは、小学生のときは、いつも1・2回戦で負けるような選手だったので、お父さんは常に厳しく接していました。
そして、昨年の保護者の部で、お父さんはこれだけ強いんだから、お前も頑張れば強くなれるんだ!と思ってもらいたくて、出場しましたが・・・、負けてしまいました。
そしたら、何が起きたかというと、お兄ちゃんは何かが吹っ切れたかのように、柔道を楽しむようになり、メキメキと実力をつけ、今年の新人戦で県大会のチャンピオンになったそうです。
そして、今回の保護者の部、セコンドに入ったチャンピオンのお兄ちゃんが、お父さんが試合に行く前に、「気合入れてやる」といって、お父さんの背中とお尻を手で思いっきり張ってきた時、「絶対に勝ってこいという気持ちがビンビン伝わって、今回はもう絶対に負けられない!」とスイッチが入ったそうです。。結果は、、見事一本勝ちでした。

本当に嬉しいお話でした。

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