壁を飛び越えて

こんばんは、スポーツひのまるキッズ事務局の原です。
私はある実業団の柔道部のお手伝をさせてもらって、今年で三年目になります。

今日、選手から東京選手権の組み合わせがアップされていることを教えてもらって組合せを見てみました。 毎年のことですが、ほとんどの選手が1回戦目、2回戦目から序列的には上位の選手と戦わなければならない状況で、東京のレベルの高さを痛感させられます。

それでも、毎年、その序列通りの結果になっているかと言えば、決してそうではありません。 必ず波乱を起こし、自らの力で序列を塗り替える選手が現れます。

それでは、波乱を起こせる選手と、そうでない選手は何が違うのか?

やはり、勝つんだ!と言う気持ちだと思います。

学生を卒業し実業団になると、急に成長が止まってしまう選手を多く目にします。

その原因として考えられる幾つかの中で、一番大きな要因と思うのは、「固定観念の壁」です。

子供の頃から高校、大学と柔道を続けてくると、この選手は強いだの、この選手は曲者で厄介だの色んなマイナスの思考を植えつけられ、無意識のうちにプラスの思考や、新しい思考を排除するようになり、組み合わせを見ても、その固定観念の範囲でこの程度で負けてしまうだろうと言ったイメージをするようです。

ポテンシャルもある、努力もしている、実力もある。
あとは勝つための思考で戦略を立て、それを実践するのみ!

一人でも多くの選手が自分の殻を打ち破って、本当の自分として戦うために。

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