男子333校、女子167校が出場し、7月21日から開催されてきた金鷲旗高校柔道大会も
本日、東海大浦安高の連覇で幕を閉じました。
(女子は昨日終了。地元・福岡の敬愛高が2年連続3度目の優勝を遂げました)
男女合計500校、おそらく世界一のマンモス大会は、観客の数もものすごく、
昨日まではかなり広いマリンメッセ福岡が超満員の状態で、
会場内はまさに蒸し風呂でした。
負けた会場を後にしますから、徐々に人も少なくなり、場内の熱気も冷めていきますが、
そんな最終日の会場において、ひときわ響きわたっていたのが、
お父さんお母さんたちの熱い声援でした。
観客席を見渡すと、手をメガホンがわりにして大きな声をあげるお母さんもいれば、
息子の勇姿を黙々とビデオに収めるお母さん、じっと厳しい視線を向けるお父さんと、
応援の仕方はさまざまですが、そこには、息子さんや娘さんたちに対する愛情が
溢れているのを感じました。
そんな一生懸命なお母さんたちの姿を見て、自らの中学・高校時代を思い返し、
あの頃、そんな親の声援を「うざいなぁ」と思ったことを少し反省したりしています。
自分が高校生・大学生の親になって思うのは、最後まで味方になるのは、
やはり親なんだということ。
歳とともに、涙腺がもろくなってきたこともあり、金鷲旗の会場で、
懸命に応援する同世代のお父さんお母さんたちの姿を見ながら、
そんなことを考えていたらついうるっときてしまったのでした。
スポーツひのまるキッズ事務局 林