いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その88:我が事)

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先日の会議でスタッフと大声でやりあった。

結局、私の意見は取り入れてもらえませんでした。

でも、終わった後で言いようのない充実感で心が一杯になりました・・。

スポーツで飯を食う。

7年前。その志で立ち上げたジャパンスポーツコミッション。

自分自身はその大義でいばらの道を突き進むつもりでした。

なので、

「そんなことして、どうやって飯を食うの? それでお金が集まるの??」
「そんな高い参加費、払うわけがない」
というご心配は想定内。

ただ、それが、
「そんなこと、永瀬さんしかできない」
「永瀬さんが大変だから手伝っている」

となり、一人去り、二人去りとなった時、本当に辛い思いで毎日落ち込んでいたものの、
その反面、俺がやらないと、って取りつかれたように深夜バスで地方に行き、軽自動車で
一軒、一軒、営業周りをしていました。

一人で回っているので、スタッフとの距離は離れていく一方・・。
そんな中で、自暴自棄になり、ストレスの先は結局家族にいき、その家族からも見放されました。

でも、最近、徐々にですが、環境が変化してきたように思えだしました。

スタッフが『ひのまるキッズ』を100%自分の仕事として考えているのが見えてきたのです。

それは、今まで感じていた『第三者』的な雰囲気ではなく、
なんとかしなければいけないという焦燥感も感じられる当事者意識のようなものです。

もちろん、こんなことを書くと「何言ってるんですか、我々は最初からそうですよ」とスタッフに
怒られるでしょう。でも、それは実はスタッフではなく私自身に問題があったのかもしれません・・。

昨夜、
「クソ~、どうしたらこのスタッフに俺の意見をのませることができるか・・」って考えていた時に
ふと気が付きました。

今までだったら、

お前らがやらないのだったら俺がやるからいい!だったのです。

つまり、私自身がスタッフとのコミュニケーションを我が事ととらえず、どこかで、俺の大会、俺の会社
俺の・・・。でした。

でも、今は、
あいつをこう口説こう、あいつにこうさせよう、あいつがこう成功したら喜ぶだろうな・・、そしたら
あいつをこう誉めてやろう・・・。とばかり考えている自分がいます。

今のアマチュアスポーツ界はすべてボランティアの善意、やる気で支えられている。我々は違う。仕事で
これに携わることで穴に火をつけてすべて『我が事』で対峙する。これがスポーツで飯を食うということだ。

でも、そこには、『信頼できるスタッフと一緒に!』という言葉が抜けていたような気がします。

大義は間違っていないと信じ、これからは公私において自分自身がすべて『我が事』ととらえていく人生を
歩んでいこうと心に誓う日曜の朝でした。

いまから、ここまら、でっかい夢にむかって、仲間と深い根(絆)を、です。

永瀬 義規

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