先日、京都に住んでいる後輩から「永瀬さん、良い記事が掲載されていますよ!」とラインで送られた新聞コラム。
スポーツひのまるキッズ近畿大会を取材してくださった朝日新聞の安藤さんの記事に本当にありがたい気持ちで一杯になりました。
ただ、その気持ちとは裏腹に、私の心に深く突き刺さった文字・・・それは、
・・と大会副会長の永瀬義規さん(52)は言う。
というくだりでした。
刺さったのは、52・・。
52、うん52、大会副会長で52・・俺って本当に年取ったなぁ・・。
と本当にグッサリと感じてしまいました。
もちろん、友人には孫持ちもちらほら・・、話題では定年後のこと・・、
確かに年寄りの仲間入りです。
ということで、改めてみたその文字に一瞬暗い気持ちになったのは本音でした。
ところが、今日、その気持ちが一瞬のうちにすっ飛びました。
東京プリンスで行われた『斉藤仁』お別れ会。
1000人以上も集まったその会場。周りでは「まだ54歳なのに・・」という声が多く聞こえてきました。そうです、54歳はまだまだ若いのです。
最後に参会者に配られたタオル(文頭の写真)に書かれていた文字は、
『剛毅朴訥(ごうきぼくとつ)』
これは、恩師の川野先生が「意志がしっかりしていて飾り気がないのは道徳の理想である『仁』に近い」ということで、斉藤先輩に贈られた言葉で、先輩はこれを座右の銘としていたということでした。
そして、喪主からの御礼文には、
・・足跡の輝きを偲べば、還暦も迎えずに世を去ったとはいえ、その人生は生きた歳月以上に色濃い実りあるものだった・・
とありました。
そして、会社に帰って目に入った額に飾られたサムエル・ウルマンさんの『青春の詩』に掲げてあった文字の中に
『物事や思想に対する剛毅な挑戦』をし続けているものが、青春という期間を謳歌できるという内容を改めて見つめなおし、
斉藤先輩の人生は決して長くはなかったけど、それは青春そのものだったんだ!と確信しました。
前にも書きましたが、
「永瀬、お前のやっていることは間違っていない。俺は応援し続けるから絶対に負けるなよ」
と言ってくだっさった斉藤先輩の言葉を胸に刻み込んで、これからの人生、しっかりした意志を持って、とことん己を尽くし、青春を謳歌したいと思っています。
いまから、ここから、我が青春の道のりはガッツリ長い一本道です!!!
永瀬 義規
合掌…
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