いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その95:燃え尽きるということ)

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「サンド~バアックに・・・♪」

不朽の名作『あしたのジョー』の最後のシーン。

強敵・ホセとの試合に惜しくも敗れた主人公の矢吹丈が灰のように真っ白に燃え尽き、座ったまま微動だにしなかった・・。

このところ、同時期に二人の仲間から、

本当に燃え尽きるまでやってみたいんです!

正直、もう燃え尽きました。将来を考える余裕もありません・・

というまったく真逆の相談がありました。

それぞれ、場所もシュチエーションも違いましたが、それを聞いているときに(不謹慎にも)
私の頭の中には、冒頭の『あしたのジョー』のテーマソングが繰り返し、繰り返し流れていました。

中大帯(現役時代)

私の人生の中で燃え尽きたことは、一回だけあります。

それは、今考えると小さなことだったかもしれませんが(以前もお話しさせていただきましたが)、中大の四年生の春。当時一般学生では初めて団体戦のレギュラーに選ばれたときこのことです。

三年生で初めて勝ち取った公式戦(個人戦)出場をたった10秒でおしまいにしてしまってからの1年間。
私にとって、その一年間は本当にただ一つの夢、団体戦レギュラー入りに向かってただひたすら努力の年月でした。

今振り返っても、正直なにをどうしたか覚えていません。ただ、ひたすら己を尽くしていました。

本当に覚えているのは、レギュラー発表で自分の名前が呼ばれたとき、それまで張りつめていたものがシュ~と抜けてしまったということです。

それは、喜び・感動より、むしろ安堵、そして抜け殻でした・・。

そして、それから今までの人生で、どんな試練にであっても、

あの時の悔しさ、惨めさ、そしてそれを補うための頑張りにくらべたら屁のツッパリにもならない・・。

と思って乗り越えられたことは紛れもない事実です。

なので、この二人だけではなく『燃え尽きる』という言葉を使う人間は嫌いではなく、絶対に応援したくなってしまいます。

もちろん、人それぞれに器の大きさ、キャパシティーがあり、燃え尽き方も千差万別です。でも、そんなことは関係なく、尽きるまで燃えることが大切だと痛感しています。

ひのまるキッズも7年目を迎え、いろいろな面で転換期を迎えています。

会社としての成り立ち方なんて、本当にこれから、です。

でも、私はまだ、というか全く燃え尽きていません。
『夢』は明確になりつつあり、それを共有してくれる仲間も確実に増えています。
ドキドキしています。

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一日一死。

一日、一日を悔いなく、燃えて燃えて燃えまくっていきたいと思っています。

そう、あしたのために!!

いまから、ここから、365日、できるまでやる!!やりきります!!!

永瀬 義規

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