こんばんは、ひのまるキッズ事務局の原です。
先週は6月21日に開催するスポーツひのまるキッズ東北小学生柔道大会の事前打ち合わせに青森まで出張に行ってまいりました。
そこで、ひのまるキッズ東北小学生柔道大会にご出演いただいている、男子新体操クラブチームの「BLUE TOKYO kids」に今年もご出演いただけるよう練習場にお願いに上がり、代表をされている川戸先生と初めてお会いしてきました。
体育館に入ると、ちょうど子供たちが練習に来るタイミングと重なったらしく、次から次に全員が、見ず知らずの、そして、間違いなく新体操からはかけ離れた柔道体型のオジサンに「こんにちは」と深々と挨拶をしてくれました。
しばらくして、先生と合流し練習場に入ると、さっき挨拶をしてくれた子供たちは、既に各々が練習前の準備や練習の復習のような動きをして練習を待っていましたが、先生や私たちの顔を見つけると、改めて挨拶で迎えてくれました。
練習前の雰囲気を見るだけで、子供たちの真剣さが伝わって、意識の高さがうかがえます。
そして、どんな状況でもお客さんが来られたら、全員で挨拶で迎えてくれる。
柔道の道場に行っても、これほど意識の高さを感じる道場がどれだけあるだろうか?
そして、そんなクラブの代表である川戸先生とはどんな人間なのか??
年齢は今年27歳、社会人5年目だという事でした。
川戸先生は、青森山田高校、青森大学を経て、恩師である荒川先生の薦めで、男子新体操の普及を目的に、ゼロからこの「BLUE TOKYO kids」を2011年に立ち上げられました。
男子新体操という競技は認知度が低いため、自ら幼稚園や保育園を回り、少しずつ男子新体操の良さを伝えファンを作っていき、ようやく、最近では、徐々に口コミで集まってくるようになったそうです。
次の段階は、一人では見られる子供の人数も限られるので、指導者を雇わなければなりません。そして、その指導者たちにも指導者方法を教えなければなりません。
そんな課題にも、川戸先生は、指導方法を体系化することで、指導者の差を最小限にしていきたいと考えているそうです。
そして、今教えいている子供たちが、世界中に指導者として活躍していけるように、青森発で男子新体操をもっともっと広めていって、最終目標は、男子新体操の世界選手権大会を開催することです。
男子新体操は、まだまだ認知度が低く、競技人口も全国で1,000人程度のようです。
それでも、川戸先生の志、そして、教えてもらっている子供たちの目を見ていると、近い将来、必ず男子新体操が身近なスポーツになっていくように感じましたし、私自身、川戸先生を応援したい気持ちにさせてもらいました。
そんな素晴らしい子供たちの男子新体操を第6回スポーツひのまるキッズ東北小学生柔道大会でご披露して頂きます!