親の責任として。

こんばんは、ひのまるキッズの原です。

先日の横浜市戸塚区で起こった事件をきっかけに、子供による親殺しの事件を調べてみました。

こんなことを言うと、可笑しくなってしまったと思われるかも知れませんが、実際に調べてみると昭和初期から遡って、数多くの親殺しが繰り返されていることがわかりました。

その内容は目を疑いたくなるほど、そのほとんどが今回、横浜で起きた事件と同じように些細な原因のものでした

そして、子供が親殺しにおよぶまでの心理を説明しているサイトもたくさんありましたが、中でも分かりやすかったものを引用します。

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◆親殺しの心理学

親殺しは、多くの場合、先進国の中流以上の家庭で起きます。親殺しは、しばしば、「良い子」によって行われます。

発展途上国の貧しい家庭では、親がいなければ子どもは困ります。親殺しは起こりにくいのです。また、「悪い子」は親を殺すのではなく、親を利用しようとするでしょう。親に金をせびり、親のすねをかじり続けようとするでしょう。

普通なら、子どもが親を殺しても良いことはないのです。

◇親子の関係

子どもは親が大好きです。同時に大嫌いです。親は自分を守り、衣食住やお金を与えてくれる存在です。同時に、うるさくて束縛する存在です。子どもは、「お父さん、お母さん、大好き!」と思ったり、逆に「大嫌い!」と思ったりするものです。

その中で、様々な葛藤が生まれることもあります。子どもは親の愛を猛烈に求め、親の愛を奪い合あって「兄弟トラブル」が発生することもあります。

親も子どもを強烈に愛し、時に愛が空回りすることがあるほどです。

厳しすぎるしつけは、逆効果となり、時に大人が心のバランスを崩せば、虐待にもなるでしょう。

◇心の中の良い親と悪い親

子どもたちは、心の中に「良い親」のイメージと「悪い親」のイメージを持つと言われています。普通は、この2つのイメージが融合します。親が好きと感じたり嫌いと感じたりするのですが、「嫌なときはあるけれど、大好きな親」と子どもが感じられるのが、一般的です。

ところが、この心のバランスが崩れるときがあります。「悪い親」のイメージだけが膨れ上がるのです。

◇なぜ殺すのか

親と上手く行かないとき、親が憎いとき、解決策はいろいろあるはずです。普通は、逆らいます。文句を言います。友達同士でグチを言い合います。家を飛び出すこともあるかもしれません。

しかし、ある子どもにとっては、親の存在が大きすぎます。普通の逆らい方では、とても親から解放されないと感じます。まるで、頭の上にある巨大な岩です。

まじめでよい子だからこそ、ほど良い逆らい方ができない場合もあります。

その子どもたちは、親を殺すしか、親から自由になる方法はないと思い込むのです。

家族内殺人は、強盗殺人とは違います。愛する身近な人間だからこその殺人です。家族は大切な存在だからこそ、大きな癒しにもなり、時に心の牢獄となるのです。どこかで、こんなことを防ぐチャンスはあったとは思うのですが。

◇親のしつけ

虐待は、いうまでもなく犯罪です。しつけは、大切ですが、問題は心が届くかということです。

厳しすぎるしつけは、子どもが反発したり、萎縮したりするでしょう。やさしすぎるしつけでは社会性が育ちません。どちらにせよ上手くいかないと、親も子も不安定になり、悪循環が始まります。

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私も一人の親として、子供にとっては、ムカつかれる、悪い親でなくてはならないと思います。そして、頭の上に ある巨大な岩であり続けなければならないと思っています。。

ただ、子供たちが自立していく過程で、どんなにムカつく親であれ、どんなに大きな岩であっても、私たち親が、正々堂々向かって来るような、逞しい人間に育てあげる責任があるのだと感じました。

柔道に携わっている人間として、今回の横浜の事件が、柔道経験者だったことで、凄く悲しい気持ちになりました。

柔道の価値を高めるため、柔道が人間教育に有効だということを確立していかなければいけないと考えます。

 

 

親の責任として。” への1件のコメント

  1. 私は毒親でした。
    今子供から私の好きなものを奪われています。
    どうしたら許してもらえるでしょうか。

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