受け身をもっともっと大切に!

こんばんは、ひのまるキッズ事務局の原です。
先週は柔道界にとって、辛い悲しい出来事が起こりました。。

2012年以降3年間は死亡事故”0”を続けていただけに、今回の事故は関係者に大きな衝撃と与えることになったのではないでしょうか。。
そして、その事故内容は、報道で知る限りでは、ここ数年全柔連が、注意喚起を続けてきた典型的な内容と同じ内容の事故であるため、その衝撃はより大きいものと感じております。

『柔道の安全指導〔2011年第3版〕』の最初のページにも、「特に、若年の初心者が頭部や頸部を負傷し、重大事故になるケースが顕著です。」と記載され、その内容を見ても、中・高生の初心者に事故が多く、死亡事故の一番の原因として頭部外傷があり、その原因となった技は大外刈りが多いこともしっかりと書かれています。

http://www.judo.or.jp/wp-content/uploads/2013/08/print-shidou.pdf

柔道指導の現場では、充分に認識されているはずのことが、こうやって事故として、結果となって報道される。
心の叫びとして、たくさん言いたいことはあるが、柔道に携わらせてもらっている一人の人間としては、今後、このようなことが起きないよう務められることをやっていくしかない。

スポーツひのまるキッズ小学生柔道大会では、受け身コンテストを必ず実施しています!
講師の先生が、受け身の大事さをしっかりと説明してから、子供たち全員に受け身を講師の前で披露してもらいますが、前回り受け身が上手くできない子供も少なくありません。

まずは、ご指導されている先生方が柔道が危険なスポーツであることを認識して、二度と今回のような事故が起きないよう、今一度、受け身を習得させることの大切さを肝に銘じていただきたく、心よりお願い申し上げます。

https://www.youtube.com/watch?v=EzCwsK41rCU&feature=youtu.be

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