ひのまるキッズ小学生柔道大会への想い

こんばんは、ひのまるキッズの原です。

最近、雨の日が続いており、気温も下がり気候の変化が激しいので、風邪などこじらせないように体調管理にはいつも以上にお気を付けください。

 

本日は他の少年柔道大会と違う、ひのまるキッズ小学生柔道大会をどんな想いで開催しているかをお伝えしたいと思っております。

先週もご紹介させていただきましたが、スポーツひのまるキッズ小学生柔道大会は「柔道の本質」と「親子の絆」をテーマに開催しております。

もともと、ひのまるキッズ柔道プロジェクトは、道場活性化を目的に立ち上げたプロジェクトです。そして、年々減少していく道場をどうすれば活性化に修正していけるかということを真剣に考えておりました。

そんな時、神奈川県柔道連盟の事務局長をされていた伊藤先生をはじめ、道場指導をされている先生方に道場の現状を教えてもらう中で、人が集まってくる道場は、保護者が道場指導者の指導方針や柔道の考え方を理解し、子供たちや道場運営をサポートしているということを聞かせてもらいました。その後、保護者に子供が学んでいる柔道の良さを知ってもらい、道場指導者の指導方針にも興味を持ってもらうきっかけ作りになるような大会にしたいという結論に至りました。

そして、実はその当時、今のひのまるキッズと同じ道場活性化を目的に、同じ親子の絆をテーマに神奈川県柔道連盟主催で、小学1年生~6年生の6名とプラスその出場している小学生のいずれかの保護者が大将で出場するという7人戦の団体戦、「関東小学生親子団体柔道大会」という大会を開催されておりましたが、保護者が必ず試合に出なければいけないというハードルが年々高くなり、継続出来るかどうかという状況でした。

そこで、ひのまるキッズで、この大会を新しい大会に生まれ変わらせるべく、色々と検討していく中で、親子の絆を具現化するために、そして、道場活性化に繋げるために。

保護者も一緒に柔道の稽古はしないまでも、子供が志す柔道を理解したうえで、子供たちを応援してもらえたら、勝ち負けだけでなく、礼がしっかり出来たとか、勇気をもって自分から技を出せたとか、試合に向かう姿勢とか、試合までの準備段階でもたくさん褒めてあげられることが増えて、子供たちはもっと柔道を頑張ろうとするだろうし、親への感謝も素直に出来るようになるのではないかと。

それで、大会案内を道場代表者あてに送り、道場指導者が、子供たちのスキルなど試合に出しても良いと判断した選手の保護者に大会案内を渡してもらい、申込みは保護者に行ってもらう。保護者は申し込むために大会要項を理解して、さらに子供の組手や得意技なども知る必要があるので、柔道を知ってもらうきっかけにしていただけたらと考えました。

また、大会では、親子で参加いただき、選手が試合のはじめと終わりに相手と礼を交わす時に保護者と道場指導者が同時に相手の保護者と指導者に礼を行っていただきますが、礼法の意味や試合の位置づけなどを道場指導者からしっかりと伝えていただきたい。

こういった一連の流れをきっかけに、柔道を知らなかった保護者が、子供のために、さらに柔道を知りたいと思ってもらい、その想いを道場の先生方に応えてもらえたら、道場活性化の一助になりえるという想いを込めております。

まだまだ、我々の考えを伝えられていない状況なので、道場の先生方の中には、ひのまるキッズによって、道場の秩序を乱されるとか、モンスターペアレンツを助長するなどのご意見を頂くいたり、他の先生を通じて耳にすることが少なくありません。

柔道の本質を親子で体験してもらうことで、保護者に柔道ファンになってもらいたい。

そんなきっかけづくりになるような大会にしたいという想いで、スポーツひのまるキッズ小学生柔道大会を開催しております。

 

 

 

 

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