柔道ノート

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柔道ノートみなさん書いていますか?
もしくは、書いていましたか?

現在、日本代表で活躍している選手たちや元五輪メダリストたちも柔道ノートを書いている、書いていた選手がたくさんいます。

私が柔道ノートを書きはじめたのは高校1年生のときでした。

高校の監督から柔道ノートを書くように部員全員に指示がありました。
そのノートは大学ノートのようなものではなく、日付、朝昼晩の食事、練習内容、体重、感想、更にはお通じのことまで記載する欄があるノートでした。
毎日の稽古が夜遅く、ヘトヘトになって家に帰るのは10時11時は当たり前。
そこからご飯を食べ、お風呂に入って柔道ノートを書く。
書く前に体重を量りノートに記入。食べたご飯を思い出し、1日の稽古を振り返る。
自分のかけた技はどうだったか、どうしてあのとき先生に注意されてしまったのか。
中学までは何となくキツイ稽古をこなしていただけなのに、柔道ノートを書いて1日の稽古を振り返ることによって、自分の柔道(稽古)を自分で考えるようになりました。

もちろん試合や合宿のときも柔道ノートを書きます。
試合で負けたときなんかは振り返るのも嫌で書きたくない…。と思ってしまいますが、反省することはとても大切なこと。
反省を書くことによって、次の試合に向けて逃げない気持ちと、次は負けない!同じことを繰り返さない!という気持ちにさせてくれました。

先日帰省したときに、たまたま部屋で柔道ノートを見つけました。
前向きにやる気を全面に出していたり、弱音を吐いていたり、悩んでいたり、あの頃はこんなことを思っていたのかと10年経つ今でもその柔道ノートを見れば振り返ることができます。

なんでも良いのでその日の自分の稽古、気持ちを柔道ノートに書いてください。
何年後かにそのノートを見て『あのころの自分』を思い出せます。
そして自分自身を成長させてくれることでしょう!

スポーツひのまるキッズ協会
村中

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