素直な心とは

こんばんは、ひのまるキッズの原です。

今日は多くの道場に掲げられている「五つの心」の一番目にある、はいという「素直な心」について考えてみました。

私個人的には、素直な心、反省の心、謙虚な心、奉仕の心、感謝の心の5つの中で、この「素直な心」を持ち続けることが最も難しいと思っています。

先月のスポーツひのまるキッズ柔道親子夏合宿では、朝飛先生の柔道教室で恒例の返事の練習があり、子どもたちが本当に素直な返事を披露してくれていました。

子どもたちの純粋で一所懸命な返事は、見ているだけで心打たれ、清々しい気持ちになります。
(合宿のレポートはこちらよりご覧くださいhttp://hinomaru-kids.jp/camp/

私がなぜ、素直な心を持ち続けることが難しいと感じるかというと、人は年をとるにつれて、様々な経験をしていきます。
たのしいこと、苦しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、得したこと、損したこと、成功したこと、失敗したこと。
そんな経験の中で、物事や人や考え方などに対し、どうしても固定観念が培われてしまうからです。

それでは、そもそもなぜ、素直な心を持った方が良いのか??

松下幸之助さんが書いた「素直な心になるために」という本があるのですが、そこには、素直な心の必要性として、このようなことが書かれているそうです。

◆素直な心とは、言いかえれば、とらわれない心である。
自分の利害とか感情、知識や先入観などにとらわれずに、物事をありのままに見ようとする心である。
経営というものは、天地自然の理にしたがい、世間大衆の声を聞き、社内の衆知を集めて、なすべきことを行っていけば必ず成功する。

しかし、素直な心になるというのは決して容易ではない。
人間には好き嫌いといった感情もあれば、いろいろな欲もある。
それは人間に本来備わっているもので、それを全くなくすことはできない。
それをなくしてしまえば、人間が人間でなくなってしまう。

したがって、そうした自己の感情なり利害というものに、ともすればとらわれがちになるのも人間の一つの姿である。
何ものにもとらわれないということは、言うは易くして、行うのはきわめてむずかしい。
むずかしいからこそ、それだけ素直な心が大切なのであり、その涵養、向上に努めなくてはならない。

固定観念という色眼鏡や色ヘッドホンをしていると、本質が見えなくなるという事なんでしょうかね??

はっきりとはわかりませんが、
未来ある子どもたちに、今は純粋で素直な心を持った子どもたちに、素直な心を持ち続けてもらうために、
大人である私たちが、もっと素直な心を持たなければならないのではないでしょうか。

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