いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その121:チャンピオンになるための三つの要素)

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以前からお話をさせていただいているように、

私は幸いにも二度のオリンピックを初め競技を問わずたくさんのメダリストと直接行動を共にすることによって

また、選手として、編集者として、全柔連事務局スタッフとして心技体共に充実した柔道家たちを目の当たりにすることによって

その人たちの共通点を見出し、講演などでそのことをお伝えする機会をいただいておりました。

シドニー五輪(写真)後、数年のことです。

その題目が、

『チャンピオンになる三つの要素』

でした。

その内容は・・、

これまでお会いしいたたくさんのメダリスト、トップアスリートを分析すると全員に三つの要素が濃く見受けられた。

1. いつも支えてくれる人がいる。

谷亮子のお母さん、高橋尚子の小出監督・・、家族、コーチ・・その選手には必ず一番身近にがっちりと支えてくれている人がいる。
その人たちとの心と心で深くつながった信頼関係があってこそ自分を信じて次に進む自信につながるのだ・・。シドニー五輪で見事金メダルを獲得した井上康生選手(冒頭の写真右)が表彰台で亡き母親の写真を掲げた姿にそれは象徴される。

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2. 大きな耳を持っている。

これは、別に耳が大きいのではなく、『聞く耳』を持っているということ。巷で「あいつは全然いうことを聞かない」と言われている選手でも、実はそうではなく、とにかく人の話はまずは一生懸命聞いている。そして、その都度その都度しっかり自分のものにしている。そのあと、それをどう活かすか・・それが大切なことだが実はその聞いたものものを信じ繰り返して実行できる根気強さが一番大切なのかもしれない・・。。

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3. 夢を共有する仲間がいる。

これは、文字通り。学校、クラブチーム・・。個人、団体に関わらず一つの『夢』を掲げ、それに向かって一心不乱に努力を重ねる仲間を彼らは必ず持っている。そして、常に語り合い、時には競い合い、お互い切磋琢磨することによって『夢』に向かっていくためのパワーを培っていくんです・・。

この三つなんです!

みたいな感じでした。

さて、会社を立ち上げ、ひのまるキッズを始めて7年。

もう講演のオファーなど全くなくなった過去の人ですが(笑)、最近、ひのまるキッズの卒業生の活躍を聞いてそれが間違っていなかったことを強く感じます。

もちろん、開会式でも申し上げるように、

ひのまるキッズは競技力向上の大会ではないので、強くなりたいだけなら出場しなくても結構

という気持ちは全くブレていません。

でも、

日ごろ道場で習っている教えを(2)、

仲間と共に一生懸命おこない(3)

親御さん、講師、指導者に褒めてもらう(1)
それが結局『夢』をつかむことにつながるというなら、それはそれで大変うれしいことだと正直思っています(笑)

いまから、ここから、より深く、より熱く!!!

永瀬義規

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