来年はリオ五輪。今年のグランドスラム東京は必見です!

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今日から師走。
2015年も残すところ1カ月となりました。
時の経つのは早いものです。

そして、師走と言えば、グランドスラム東京。
今週の金曜日(4日)からスタートします。
来年がオリンピックイヤーということもあり、
今年のグランドスラム東京は、
相当シ烈な戦いとなりそうです。

大会に向け、選手もファンも、
徐々に気持ちが昂ぶってきているところだと思いますが、
今日になり、非常に残念なニュースが入ってきました。
73kg級の大野将平選手、女子70kg級の田知本遥選手らが、
欠場することになったそうです。
う~ん、ホントに残念。

73㎏級は、中矢力選手、大野将平選手、秋本啓之選手の
世界王者3人が揃い踏みということで、
今大会でも最も注目していた階級。
ケガで出られなくなった大野選手が一番無念だとは思いますが、
やはり3人が同じ畳の上で、白黒決着つけるところを
見たかったなぁというのがファンとしての感想です。
でも、大野選手が出ないからこそ、中矢選手にしても、
秋本選手にしても、絶対にこの大会で負けるわけにはいきません。
日本がここ数年間、王座を独占している階級とはいえ、
外国勢が弱いわけでは決してありません。
外国人選手に勝てなくては元も子もないわけですから、
二人には、決勝で決着をつけてほしいと思います。
(現時点で組み合わせはわからないので、
二人がどこで対戦するのかわかりませんが…)

田知本遥選手も無念だと思います。
田知本選手は、姉の愛さんも欠場を発表しており、
姉妹揃っての欠場。本人たちはもちろん、
親御さんたちもさぞかし残念でしょうね。
遥さんは、2月に風邪薬問題で警告処分を受け、
実質、そのペナルティで、
今夏の世界選手権の代表から外れましたが、
7月のチュメニ(ロシア)、10月のパリ(フランス)と
グランドスラム2連勝し、このグランドスラム東京が
ある意味、試金石と言える大会だっただけに、
病気による欠場というのは、悔しいでしょうね。

楽しみにしていた選手の欠場ということで、
マイナスの話ばかりになってしまいましたが、
今回のグランドスラム東京、残念な話ばかりではありません。
というより、日本の各階級ベスト4の選手が
ほぼ全員出場するわけですし、
山下泰裕強化委員長が、
「来年のリオ五輪代表はここから出る」と言っているわけですから、
メチャクチャ重要な大会であり、盛り上がること間違いなしなのです。
外国人選手も世界屈指の実力者が多数来日するそうなので、
日本人同士の対決もさることながら、
外国勢との対戦も見逃せない試合の連続となりそうです。

ざっと各階級の注目選手をあげると、
60kg級は、今年のアスタナ世界選手権3位の志々目徹選手と、
2013年リオ世界選手権チャンピオンの髙藤直寿選手、
66㎏級は、2011、13、14年世界3連覇の海老沼匡選手、
今年の世界選手権で優勝を果たした81㎏級の永瀬貴規選手と
100kg級の羽賀龍之介選手。
さらに、100kg超級も世界選手権2大会連続準優勝の七戸龍選手と
今年の全日本チャンピオンの原沢久喜選手。

女子では、48㎏級の日本が誇る二枚看板、
2010年、11年世界チャンピオンの浅見八瑠奈選手と
2014年世界王者・近藤亜美選手。
今年の世界選手権で王座に返り咲いた52kg級の中村美里選手と
57㎏級の松本薫選手。
63kg 級の田代未来選手や70kg級の新井千鶴選手といった若き日本代表、
今年の世界選手権で一躍金メダリストに輝いた78㎏級の
シンデレラガール、梅木真美選手。

その他にも、若手注目株・63㎏級の嶺井美穂選手(18歳)、
代役としてチャンスが巡って来た63㎏級の鍋倉那美選手(18歳)や
70kg級の池絵梨菜選手(19歳)ら若い選手の活躍も楽しみ。

冒頭、「今日から師走」なんて書きましたが、
他の仕事などもしながらブログを書いているうちに
日づけが変わり今日はもう12月2日。
大会まであと2日です。

私は、某媒体から原稿の依頼を受けていることもあり、
4日から会場で観戦します。
仕事ではありますが、非常に楽しみです。

テレビ放送は、テレビ東京。
12/4(金)午後6:00~
12/5(土)午後4:35~
12/6(日)午後4:10~
http://www.tv-tokyo.co.jp/judo/

選手たちの健闘を祈ります!

スポーツひのまるキッズ事務局 林

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