いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その156;中大魂②4戦4敗で胸を張れる理由)

Jpeg

Jpeg

先週末、よもやの全日本学生初戦敗退に屈した中大柔道部の後輩たち。

ひのまるキッズ東北大会のため、応援に行けなかったこともあり、とにかく彼らに何か伝えなければ、と、朝一で道場に行ってきました。

とは言え、一番悔しいのは当の本人たち。

一体、なんて言ってよいかと昨夜からずっと考えていました。

そして、2時間の稽古を見て、選手一人ひとりに声をかけたものの、最後に監督がみんなを集めてくださり、さあ一言・・

となっても選手の心を打つような気の利いた言葉をかけることはできませんでした。

職業柄、話すことは得意なほうだと思っているのですが、どうしても母校の道場で彼らに話すときにはなぜか納得のいくしゃべりはできないのです・・。

とにかく言えることは、一つ。

自分を尽くしなさい。

それだけになってしまいます。

たぶん、それは、自分自身がこの道場でそれだけをただひたすら行っていたからだと思います。

思い起こすと、私の大学時代の公式戦は4戦4敗。

なんとも情けない結果です。

でも、この道場で学んだこと、得た親友、先輩、後輩、すべての『絆』が自分自身の体の細胞
一つ一つに刻み込まれ、それがとんでもないパワーを生み、根拠のない(いや、それが根拠?)自信につながっています。

そんな結果しか残していなくても、自分でもわかりませんが、自分の人生の基盤を作ってくれたこの4年間、この道場での思い出のおかげで今までやっていくことができ、それどころか毎日毎日、自信満々で生きていけていると思います。

今まで話した通り、俺は4年生でやっとレギュラーになることができ、それで自分自身の柔道に満足してしまった。振り返れば、公式戦4戦4敗。最低の成績だった。

でも、レギュラーになるため自分の人生をとことん費やしそれを手にした時に燃え尽きることができたこと。まわりからしてみれば本当にちっぽけなことかもしれない。でも、実際、このことがあったから今まで様々なことに挑むことができ、心が折れるかけても折れることがなかった、あきらめずに続けることができた、と胸を張れる。

だから、

まずは目標を掲げ、それを達成するために自分の全てをかけてください。この間も言った通り、それは他人が評価するのではなく、自分自身が評価するのです。審判は自分なんだよ。

お前らみんなの心に手を当てて、毎日毎日、自分判定をしてみてください。何度も言います。判定は自分自身。自分で決めればいい。

ここまでは、今日の言葉、

でも帰路でこうつぶやいていました。

ただ、忘れないでほしい。その夢を持った仲間が周りにいるということ。

それは、決して、同じ内容・レベルの夢でないかもしれない。

でも、夢を叶えようと己を尽くしているということでは、同じベクトルを向いている同士なんだ。そして、その夢が同じ内容になったとき、とんでもないことが起こる・・と俺は信じている。君たちの先輩が達成した『偉業』がその証拠だ!!

Jpeg

Jpeg

これは次回に取っておこうと思います。でも、ここで言っちゃったら仕方がないのですけど(笑)

いまから、ここから、自分の『夢』への道のりはまだまだ長そうです!

永瀬義規

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です