今年もやってきました暑い夏の熱い高校柔道の祭典、金鷲旗。
今回は、ひのまるキッズを8年間続けてきて良かったと思える出来事が立て続けに起こった3日間でもありました。
初日
福岡に到着し、ホテルにチェックイン。約束の会合に出かけようと着替えてエレベーターに向かったとき。すでにエレベーターホールには一組の初老のご夫婦が待っていました。
降りてきたエレベーターが開いた時、そこには坊主頭の高校生で満員。ところがその高校生。目が合った瞬間、すぐに降りてそのご夫婦をご案内したんです。
あまりの素早い出来事に、自分も乗り込むのも忘れていた私。ふと我に返ってそこで再び次のエレベーターをそこに残った学生たちと待っている時、おもわず・・
「君たちどこの学校??」と聞くと、
「はい、M高校です」との返事。
おもわず、
「ひのまるキッズ出たことある」と聞くと、
「はい、2回戦で負けちゃいましたけどずっと出てました」と笑顔で答えてくださいました。
つい出た言葉が、
「ありがとう!」
キョトンとしていました・・・。
二日目
朝、会場について、さあて! と入場すると、立て続けに
「おはようございます!」とご挨拶をしてくるご父兄たち。
少し戸惑っている私にニコニコして、
「お陰様でうちのは〇〇高校で出てるんです!」「うちにはまだ補欠ですけど!」とひのまるキッズに参加してくださった親御さんたちでした。
それから2時間くらいしか会場にはいませんでしたが、トータル30人以上にお声がけいただきました。
「あの時、3位で悔しがっていた子供でしたが、表彰台でメダルをかけてくださったときに『中学で目標ができたね!』って言ってくださり、表彰状を渡すときに私にも 『次(中学)に上がってもしっかり見守ってくださいね』と永瀬さんが言ってくださったことは忘れられません」
なんて言われた時には、舞い上がってしまって・・一言
「ありがとうございます!」
しか言えませんでした。
そして、最終日
ベスト16に勝ち上がった選手たちを見て弊社・林が
「○○は、第2回関東大会で・・、××は第3回の近畿大会で・・」と説明。本当にたくさんのひのまるキッズOBが会場で大活躍。感無量でした。
そして、帰り際、惜しくも敗れたT学園の選手たちとすれ違った時に、
ひときわ体の大きな選手が近寄ってきて、
「こんにちは!」としっかりと礼。よく見ると、近畿大会で活躍し、何度か表彰式で顔を合わせた見覚えのある顔でした。
その時、出てしまった言葉も、
「ありがとう!」
やっぱりキョトンとしていました(笑)
今年で100周年を迎えた金鷲旗にはまだまだ及びませんが、ひのまるキッズも今年で8年。卒業生たちとの再会で、ここまで育ててくださった中学~高校の先生はもちろん、親御さんたちに改めて申し上げたい一言。
ありがとうございます! これからも精一杯続けさせていただきます。
いまから、ここから、さあて、まだまだやりますよ!!!
永瀬義規