今年の金鷲旗大会の会場である接点があり、会社に戻ってその選手のことを
「おい、〇〇選手って知っている? 彼、ひのまるキッズ出ているか調べてくれないかな?」
とスタッフに投げかけたら・・
「社長はどこの社長ですか? 少なくても弊社は柔道界にかなりの貢献をしていると思いますよ!なので、この選手を知らなければ弊社社長としては・・・」
と林役員に言われました。さらに、
「この選手は高校タイトル、全日本ジュニアタイトル総なめの高校生超ド級選手。東京五輪100KG級の有力候補の一人です!」
とダメ押しの一言。
「ならば、よっぽど好都合。聞くところによると関東大会に出ていたらしい。年齢的に第一回の5年生か第2回の6年生の記録調べてよ。そんな選手だたら絶対に入賞しているでしょう??」
と反省する間もなくスタッフにお願いし、関東大会プログラムに掲載されている該当大会の記録を確認してもらったところ、答えは・・
「いませんね~」とスタッフ。
「いやいや、そんなはずないよ。確実に出ていたってA講師に聞いたから・・。まあ、いいや、明日で良いからトーナメント表で確認しよう!」
と返事して外出しようとすると、スタッフの一人が、
「社長~ありました。ありました。名前!!!!」
といって画面を指さしたのが第1回関東大会5年生の部の成績表。
「やっぱりね! どれどれ・・」
と画面を見たとき、鳥肌が立ちました。
彼の名前は入賞者にではなく、唯一の欄にしっかりとありました。
そうです。彼はマナー賞を取っていたんです!!!!!
それからというもの。ことあるごとにその接点の話から始まってこの話を事あるごとに多くの人に語っています。
だって、それがひのまるキッズの目指している原点ですから。
もちろん、勝つことは悪いことではありません。現に、先の成績表にも現在高校・大学で活躍している選手の名前を見ることができます。でも、その中で、現に高校柔道界の頂点に立っている男がひのまるキッズで勝ち取った賞がマナー賞っていうのが、本当にひのまるキッズやっててよかったと思えた瞬間でした。
本日、その高校生はグランドスラム東京に100㎏級日本代表として出場。2回戦で敗れたものの敗者復活戦を勝ち上がり、見事銅メダルに輝きました。
彼の柔道の強さはもちろん、その礼儀は「ひのまるキッズマナー賞』をとった男として世に誇れるものだったそうです。
涙が出ました。
若き柔道家、飯田健太郎
彼に続き、今後もっともっとたくさんのひのまるキッズ卒業生の活躍に期待しつつも、我々は舞い上がらず愚直にやるべきことをやるのみです。
ありがとう!
いまから、ここから、いや~続けてきて良かった!!!!
永瀬義規
P.S 飯田君以外にもひのまるキッズの卒業生たちが大活躍したグランドスラム東京。上記の入賞者写真にも見つかる見つかる・・(笑)詳細は取材に行っていた林役員がここで紹介するでしょう!!