みなさんにとって、忘れられないところってありますか?
そして、そこが昔の『そこ』ではなくなっていたことってありますか?
先日、私はある用事のついでに、ある場所にいきました。
そこは、私が大学を卒業して初めて社会人になった場所。
そして、そこは、辞めて散々好き勝手なことをしてきた私を、深い懐で再び受けて入れてくださった場所。
約10年ぶりに訪れたそのビルには他社の名前がありました。
もちろん、他の場所でしっかり活動をしていると聞いていますので、私が心配する必要はありませんが、何とも複雑な気持ちで言葉も出ませんでした。
しかし、そんな気持ちもすぐにこう変わりました。
事業に場所は関係ない。
物や、形ではありません。
理念と気持ちがしっかりあれば事業は絶対に無くなりません。
30年前。
「学生時代、ひたすら青春をかけたスポーツ。決して勝者だけを取り上げるのではなく、たとえ勝てなくても、ずっと日の目を見なくても、ただひたすら己を尽している・・そんな選手たち、子どもたちにしっかりとスポットライトを当てる仕事をしてみたい」
今、その気持ちに寸分の狂いもないことを誇りに思い、支えてくれているスタッフ、応援してくださっている皆さんに感謝し、さらなる一歩を踏み出す決意に燃えています。
いまから、ここから、ぶれない心、持ち続けます。
永瀬 義規
P.S 巻頭の写真は、新人研修で新潟に行った時の集合写真。30年前のものです。この中から何人もの人が現在各方面で大活躍していることも私の心の支えなんです。