『こんにちは!!』
昨日、成功裏に終了した第8回スポーツひのまるキッズ中国・四国大会。530名以上のひのまるキッズが参加した開会式の整列時に何人かの子供たちが私を見つけて走り寄ってきました。
もう常連のその集団を率いる選手こそ、何度かこの独り言でも紹介している『ミスターひのまるキッズ』
始めて会ったのは6年前のこの大会。まだ小学1年生の子どもながら、ひと際目を引く体捌きに、講師の青井先生と「ありゃ、大したものだね。強くなるよ!」と感心していたのを昨日のように覚えています。
そして、これまで、彼とは本当に縁があり、ひのまるキッズの各会場はもちろん、東京駅のバスセンターでもいきなり「こんにちは!」とあいさつされ、その縁を感じていました。
そして、6年前の青井先生の期待を裏切らず、様々な大会で好成績を着実に残し、小学生最終学年の今年は、見事に全国小学生大会で頂点に上り詰めました。
日本一です。
ただ、正直言って私が彼に惹かれるのは、その強さではありません。そして、ここまでマナー賞も数回取ったことでも・・ありません。
それは、彼がひのまるキッズを本当に楽しんでくれているからなのです。
毎年、彼が私の眼を引くのは、畳の上でも、表彰台でもなく、中国大会名物『工作ブース』での満面に笑み・・なのです。
そして、ひのまるキッズ史上初・前人未到の偉業となる『6年連続優勝』がかかった今日は、さすがにブースには・・・と思いきや、やっぱりいました(笑) 実はFBで見つけて貸してもらったこの写真、少し表情は読み取れませんんが、それは、今まで見せていたその表情、そのものでした(下は確か3年前に紹介させていただいたもの)。
で、
やってくれました。大会最終試合の大舞台でも、見事な一本勝ちに、しっかりとした礼で締めくくってくれました。
もう感無量でした。
冒頭の写真は『斉藤仁賞』を受賞した彼と指導者であるお父様とのワンショット。これで、彼は優勝10回、MVP2回、マナー賞2回と取れる賞は総なめしたことになります。
まさに『ミスターひのまるキッズ』
ひのまるキッズでの彼の最後の雄姿です。
でも、私が残念なのは彼がブースで見せる笑顔がひのまるキッズの会場で見れなくなることなんですけどね・・。
そして、先ほど、お父様のFBアップを見て、理由なく涙がこみ上げてしまいました。
『今日は、ひのまるキッズ中四国大会。慧登は、6年連続出場、6年連続優勝、誠登は2年連続準優勝止まりからの初優勝を目指して の参加。
と言いながらも、しっかりと毎年恒例の工作やコンテストを楽しんでました。試合結果は、初めての兄弟優勝。
礼法もいつもながらきちんと出来ていたかな。
とても思い出に残る大会になりました。
今日特に嬉しかったのは、5年の新キャプテン俊輔に口酸っぱく言い続けていた礼がきちんと出来ていたこと。
なんか優勝したことよりも、礼がきちんとできていることに感動。
さらに今日は、慧登に6年連続出場記念でTシャツのプレゼントがあり、喜んでました❗』
自分の子供たちよりも、他のお子さんの『礼』に感動するお父さん、素晴らしい指導者です。
ありがとう! ミスターひのまるキッズ、木原慧登君。
そして、兄を追い越すべく『マナー賞』記録更新を虎視眈々と狙う弟・誠登君の今後も見逃せません。
あああ、こんな感動、続けてなかったら味わえなかった。
続けさせてくれた皆さん、本当に感謝しています。
いまから、ここから、心から言います『ありがとう!!』
永瀬義規
木原慧登・誠登の父です。
いつも声をかけて頂き、ありがとうございます。
ひのまるキッズでは、色々な思い出を作らせてもらいました。
次男坊を託児に預けて、試合に集中させてもらったことも昨日のことのようです。
前日練習では、先生方に直接指導してもらったりして、技術的にも格段に成長させてもらえました。
試合をとおして、子供達や保護者の輪も広がりました。
他の柔道大会では出来ないことをできてしまう「ひのまるキッズ」は本当にありがたかったです。
色々と、困難なこともあるとは思いますが、柔道の大好きな子供達の為にも、これからもずっと続けていってもらいたいと思います。
ありがとうございます!ご兄弟、そしてご両親に本当に感謝です。
今後ともよろしくお願いいたします!
木原彗登君、誠登君の名前を手帳に記しました。これからも頑張るであろう彼等をどこかで見掛けたら、声を掛けようと思います。この度のような裏話を聞くだけでも、ひのまるキッズの素晴らしさが伝わってきます。スタッフのみなさん、今年も大いに頑張りましたね。ご苦労さまでした!
先生、手前味噌ですが、木原兄弟の例は山のようにあると思います。我々が密かに語り継ぐものではないと最近特に感じています。
また、お話しさせてください!