いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その242:やりがい)

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お陰様で第9回スポーツひのまるキッズ九州小学生柔道大会が成功裏に終了することができました。

みなさん、ありがとうござました。

そして、間もなく創業10周年を迎える株式会社ジャパンスポーツコミッションとしても、ある意味、一つの大きな区切りの大会でもありました。

そして、大会終日、ほんの数日前に聞かされた、尊敬するある企業社長のお話がどうしても私の脳裏から離れませんでした・・。

それは、こんな話でした。

昨年の夏休みのことです。

近所の人たちとバーベキュー大会を企画してみんなで河原に行った時の話です。

前日からしっかり仕込みをし、それぞれ担当を決めて当日を迎え臨んだその日は、天候にも恵まれ、予定通り、バーベキューは大成功! 我々親たちはかなり満足して帰宅しました。

しかし、その数日後、子どもたちの日記を見た親たちは唖然としたんです。

○月◎日・・河原で友達とUNO(カードゲーム)をしました。本当に楽しかったです!

そこには、親たちが、子供の喜ぶ顔を目に浮かべながら一所懸命に準備したバーベキューのことは何もなく、その代わりに、バーベキューが終わって後片付けをしている時間の待ち時間にやっていたUNOのことしか書いてなかったのです。

その社長はこう話をまとめました。

永瀬さんがやっていることは素晴らしいことです。なので、これからも応援していく気持ちには変わりはありません。

ただ、今一度、自分たちのやっていることが、本当に参加者にとって心に刻まれているのか? もっともっと伝えることがあるのではないのか? ということを常に考えてもいいのではないかと思います。

ガツンときました。

そして、大会が終わって改めてこのことを考え、自分自身がまだまだやり切れていないことを目の当たりにし、その一つ一つを大いに反省させられました。

10年かかってこれです。

でも、その一方で、パフォーマーのヒロさんが、大会終了後に涙目で持ってきてくれた一枚の手紙に一筋の光明が見出せました。

それが、冒頭の写真です。

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正直、上のたとえで言うと、ひのまるキッズ→バーベキュー、ヒロさん→UNOかもしれません。でも、そんなことは良いんです。

嬉しくて・・言葉に詰まりました・・・。

さらに、館内の最終点検をしている私に一人の父親がちっちゃい女の子を連れてこう言ってくれました。

今日はありがとうございました。上の子にとって最後のひのまるキッズ。本当に良い思い出をいただきました。そして、来年からこの子が小学校に上がりまた6年連続出場を目指してコツコツやっていきます! やめないでくださいよ!!

この10年は無駄じゃなかった。この10年は無駄じゃなかったんだ・・・。

2108年3月4日。亡き母の誕生日であるこの日。

初老の私にとっては、一つの節目に迎えた人生の最終コーナーですが、ひのまるキッズ事業にとっては、まだまだ第1コーナーに差し掛かったばかり。

己の会社に誇りをもって、

目標達成を一緒に喜ぶ仲間と共に、

仕事の『やりがい』をさらに深めていこう

と思っています。

UNO上等です(笑)!!

いまから、ここから、反省せども後悔無し!!!

永瀬義規

 

 

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