君たちの人生は、大学を卒業してからの方がはるかに長い。
しかし、その先の人生を全て引いたとしても余りあるくらい、この4年間を
柔道にかけてみなさい。己をとことん尽くしなさい。
柔道が強い、弱いではない。
自分をどれだけ柔道にかけられるか、それが一番大事なんだ。
そして、この先の人生で、あの時あんなに頑張ったのだから、あんな苦楽を
共した仲間がいたから、とそれを糧にできるかが一番大切なんだ。
当時、低迷期だった中大柔道部を監督になって10年で日本一にした男。
彼と彼の無二の親友で、常に彼を支え続けた男。
全日本選手権大会の前日、この二人の古希のお祝いに教え子数十人が集結。
そこに当時コーチだった青井と共に参加させていただき、感動の3時間を熱く
語らせていただきました。
ここでその時のことを語ったらとんでもない時間になるので、ただ一言。
参加者全員の口から出た言葉。
柔道のおかげで…。
素晴らしいと思いました。
うらやましいと感じました。
そして、いつか、今度はほんの数人でもそう言ってもらえるように、もっともっと
愛情を込めて後輩たちに接しないと、己の心に刷り込みました。
津沢先輩、大八木先輩、古希おめでとうございます!
いまから、ここから、『ひのまるキッズのおかげ』を創りあげます!
永瀬義規