先週末の話です。
秋田県で開催された高校選手権の東北地区大会に行ってきました。
大好きな山形の田島先生のご配慮で、東北6県の高校柔道専門委員長の先生方とお話しする機会をいただきました。
ただ・・
ひのまるキッズをご存じの先生はほとんどいませんでした。
正直、ショックでした。
でも、話をすると、
それは、いい大会だ! ぜひ、機会を作って見てみたい
という熱いお答えをいただきました。
そして、翌日の本番。
会場に入るや否や、
『ん? 見たことある人だなぁ』
みたいな感じで、ニコニコして挨拶をしてきた子供たち。
なんだよなんだよ・・、まんざらではないじゃん
と、少し機嫌よくなったものの、それは一瞬のこと。
母校のスカウトに来た後輩コーチにアテンドして、何人かの有望選手や強豪校の先生方とお話をさせていただきましたが、選手でひのまるキッズに出たことがある子は一人だけ。先生に関しては、ご存知の方は・・・皆無でした・・。
ショックでした。
もちろん、東北大会の開催地である青森県の先生、選手は知っていましたが・・。
ひのまるキッズ東北大会は今年で10回目。10年続けていても、まだまだ足りないんですね。
落ち込んでいる私に後輩が「先輩始まりますよ!」と声かけてくれました。
目の前では、準決勝が始まるところでした。それが、巻頭の写真です。
盛岡中央高校と東北高校。
そうです、『ひのまるキッズ夏合宿』の開催で絶大なる応援をしていただいている両校です。
しっかりと開始の礼をする、両チームの姿を見て、なんかグーっと力が湧いてきました。
知らなければ、伝えれば良い。
伝わっても出ていただけなかったら、出ていただけるような大会にすれば良い。
スポーツのテーマパーク。
これまでの10年はファーストステップ。次の10年の目標は定まりました。
帰りの飛行機まで後輩に付き合ってもらい、秋田の美味い食事をいただきながら、心の奥底で木霊した言葉。
いまから、ここから、まだまだ、ここから!!
さあて、気張ります。
永瀬義規