いまから、ここから~ひのまる社長の独り言(^^)v

http://www.youtube.com/watch?v=LiTklouVgI8

2011年5月GWのど真中。
私は、弊社役員の時崎と岩手県宮古にいました。

被災地から親子を招待する…。

3月の悲劇後すぐに近畿大会、さらに続いた関東大会では被災地への寄付金を会場で募りました。
でも、実際に一人でも多くの親子に何かをしたいという気持ちは大きくなるばかりでした。

まずは被災地の状況を知るべきだ、と提案した社内会議では『内容が決定してからのほうが…』『(当時たくさん見受けられた)
観光気分のボランティアと同じように迷惑になるのでは…』といった意見が大半でした。

それなら俺が行く!と宮古に。

そこは、想像を絶する状態でした。

見渡す限り瓦礫の山。車はひっくり返り、陸に突き刺さっている船もありました。

私と時崎は、そこで二つの道場で稽古をしていた親子たちと会い、結局23組、46名の親子を青森の弘前で行われる
東北大会に招待することを決めました。

当初は多くても10組、20名くらいが限度だと思っていましたが、現場に行ってそんなことはぶっ飛びました。
金は集めればいい、とにかくこの子供たちに一瞬でも良いから楽しい思い出を作って欲しい、親御さんたちには
笑顔を取り戻して欲しい…。

そして、6月12日。

青森県武道館には46名の顔がありました。

選手宣誓では、予想しなかった出来事が起こりました。

被災地を代表して選手宣誓を受けてくれた鳥居兄弟&お母さんが宣誓の前に話を始めました。

話から宣誓に移り、お母さんの感極まった声でその幕が終了するまで私は涙をこぼさないようにするのが精一杯で
天井に顔を上げていました。

そこに整列した講師、役員、ゲスト全員上を向いていました…。

それから2年…。

ひのまるキッズでは150人あまりの親子を全国各地にご招待しています。そして、今後も大会が続く限りは
復興支援の企画はやりきるつもりです。

いまから、ここから。

我々の挑戦はさらに続きます。

永瀬義規

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