いまから、ここから、ひのまる社長の独り言(その289;「使わなくなった器具」の墓場で見つけた消えない思い出)

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弊社アスリート社員、清水のブログ『「使わなくなった器具」の墓場たち』は、根強い固定ファンがいて、いつも「永瀬さん、あれ、楽しみにしているんですよ」と言われます。

そこで、たまには趣向を変えて、目線をそちらに向けてみました!

なんて、

実は一人で休日出勤して、お昼にコンビニに買い出しに行ってオフィスに戻った時にいつも以上に眼に飛び込んできたこのワンカット。

部屋の入口にディスプレイされた古い自転車。昔でいう『スポルティーフ』という種類です。

これは、私が高校1年生の時にコツコツと部品を集めて組み立てた愛車。

当時から、とんでもない凝り性だったので、中学2年生くらいからバイトして、サイクルスポーツという雑誌の『部品売り買い』のページを元に全国で買い集めたパーツの集大成でした。

以前、五輪メダリストの競輪選手からも話をしたら譲ってほしいと言われたマニアックな(今ではアンティークの)マシン。

これで、高校1年と2年の夏休みに東京~佐賀を大好きなお城を見ながら走破したり・・やはり当時から変わり者だったことは否めませんね(笑)

大学に進学してからは、合宿所生活で、就職してからも乗ることは無く、渡米したり、住まいを転々としたりしたこともあったので、ずっと実家の部屋にホコリまみれになって置いてありました。

昨年、母が亡くなったこともあり、実家を売却する際、ほとんどの物は思い切って全部破棄してしまったのですが、この自転車だけは持ち出して、今は、ここにあります。

正直、約40年前のことなので、当時の思い出はうっすらとしか覚えていませんが、佐賀に着いて、父の実家に着いた時、かつて地元の教育長も経験した厳格な祖父が私の顔を見て

「おお~、ようきんしゃった! 偉かね~」と満面の笑みで迎えてくれたそのシーンは鮮明に覚えています。

たぶん、このへんから

絶対にあきらめない。できるまでやる

という精神が育まれていたような気がします。でも、あのお祖父ちゃんの笑顔が無かったら、もしかしたらその気持ちは育まれなかったかもしれない・・と、ひのまるキッズを初めて思うようになりました。

なので、この自転車は私の宝物。

たぶん、死ぬまで手放さないと思います。

ミニちゃん

そして、今の愛車も・・・・。大切な宝物。こいつとは、相棒と一緒に人生をずっと共に過ごしていきたいと思っています。

皆さんも機会があったら是非とも我がオフィスにお立ち寄りください!

いまから、ここから、わが身が墓場に行くときまで、熱い気持ちは忘れません。

感謝!!

P.S 実家で写真整理をしていたら、辞令と共に出てきた入社式の写真。30年を感じるビフォーアフターをお楽しみください(笑)

永瀬入社式

20190210永瀬

 

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