ひのまるキッズ復興支援プロジェクトにご協力をお願いします!

2011年6月の東北大会にて。谷本さん、塚田さんとの記念撮影

2011年6月の東北大会にて。谷本さん、塚田さんとの記念撮影

スポーツひのまるキッズ小学生柔道大会では、
2011年3月の東日本大震災以降、被災地の柔道キッズと
その親御さんを、大会にご招待してきました。

2011年6月の東北大会に、
岩手県宮古市と岩手県下閉伊郡山田町の親子を
ご招待したのを皮切りに、
岩手県九戸郡野田村、宮城県石巻市、
岩手県釜石市、宮城県牡鹿郡女川町、
宮城県宮城郡七ヶ浜、岩手県大船渡市、
宮城県亘理郡山元町、福島県双葉郡浪江町、
人数的にも、約150名になりました。

震災からわずか3ヵ月の東北大会の際には、
実際に宮古に伺い、一緒にバスに乗って、
大会会場の弘前市・青森県武道館に行きました。

家を流され、避難所生活をされている
ご家族もいらっしゃいました。
配給されたおにぎりなどの食事をとり、
ほとんどプライベートのない避難所生活に
疲れ切った表情をしていたお母さんやお父さん。

わずか1泊2日の旅でしたが、現実から離れ、
暖かい食事をとり、ゆっくりと家族だけで寝られる
ホテルに宿泊できたことを本当に喜んでいただきました。

でも、なにより親御さんたちを明るい笑顔にしたのは、
子供たちが元気に柔道をし、元気に走り回り、
当日、駆けつけてくれた野村忠宏さんや谷本歩実さん、
塚田真希さんらとふれあい、はしゃいでいる姿だったと思います。
子供たちの笑顔が、親御さんたちの硬かった表情を、
まるで氷を溶かすように、優しいものにしました。

会場を後にし、バスの乗り込む時の子供たち、
そして親御さんたちの笑顔は、
2年半経った今もはっきりと覚えています。

2013年2月の近畿大会には山元町の親子をご招待

2013年2月の近畿大会には山元町の親子をご招待

昨年2月の近畿大会では、宮城県亘理郡山元町の
親子をご招待させていただきました。
指導者の先生をはじめ、いまだに仮設住宅住まいを
余儀なくされている方もいらっしゃいました。

復興が進んでいることは確かだと思います。
でも、復興が進むにつれ、被災の状況によって
大きな格差が生じてきていることも見逃せない事実です。
おそらく、今も仮設住宅に住み、
不便な生活をされている方もたくさんいらっしゃると思います。

スポーツひのまるキッズ小学生柔道大会では、
被災地から選手ご家族をご招待することで、
つらい思いをした方々に、少しでも楽しい思い出を提供するため、
そして、復興が十分に進んでいない場所もあるという現実を
多くの方々に知ってもらうために
今後も復興支援プロジェクトを継続していきたいと思っています。

2月9日に開催するスポーツひのまるキッズ近畿大会では、
宮城県石巻市から選手親子9組をご招待する予定です。
下記にて、皆様のご支援を募っております。
ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。

http://dreamsstarter.com/

ひのまるキッズ事務局 林

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