柔道普及を考える。

こんばんは、ひのまるキッズの原です。

 

ひのまるキッズでは、道場活性化を目的にひのまるキッズ小学生柔道大会を開催し始めました。今年はひのまるキッズWebでの道場紹介にも改めて力を注いでいたいと思っておりますので、引き続き、ご協力をお願いします。

道場活性化を掲げるためには、どうしても、柔道普及ということを考えなければなりません。

今回は、柔道普及のために、違う競技のことを調べてみて、何か参考になればとサッカーのことを調べてみました。

サッカーを見るのは大好きで、深夜BS1などで放送しているヨーロッパサッカーはツイツイ時間を忘れて見てしまうほどです。

サッカーは世界で最も競技人口が多い競技なので、比較にはなりませんが、改めて柔道が他の競技とは違うということを理解する上では、大変刺激になりました。

サッカーは、ボールを蹴り相手ゴールに入れるゲームですから、似たようなものは古代ローマやギリシャ時代からあったと言われていますし、その後も文明の発展とともに学校などでは、その学校の実情にあったルールで行われていたそうです。

そして、1863年に、それをイギリスのロンドンを中心にクラブの代表者が集まり、ルールを統一して、今のサッカーとなりました。

その後、イギリスに来ていた留学生や海外在住のイギリス人のネットワークで、一気に世界に拡がっていき、1900年の第二回パリ大会でオリンピック競技となり、1904年に現在の国際サッカー連盟が設立、現在は204の国と地域の加盟があり、この204の協会は、各大陸ごとのサッカー連盟に所属するかたちで、国際サッカー連盟に統括されている。したがって、街角のサッカー クラブでも、サッカー協会に加盟した時点で、世界につながるのが、サッカーの仕組みなのです。

元々、世界中で各々のルールでボール蹴りをしていたものがルール統一をきっかけに、一気に世界中に拡がり、スポーツとして、競技として、国際舞台が求められ、その要望に応じ、国際サッカー連盟の発足という流れも凄く納得できることだと思います。

サッカーがどのようにして普及していったのか?

まずはプレイヤーとして誰でも気軽に簡単に楽しく始められるという競技性。

次に見る側としても簡単で解りやすく、面白い。

だからこそ、ワールドカップをはじめ、ヨーロッパを中心に主要なクラブチームでもテレビ放映権などのビジネスが成り立ち、優秀な選手たちは多額のお金を手にすることが出来ている。

そんなスター選手たちがいる限り、、その選手たちに憧れ、その選手たちを目指すたくさんの子どもたちがサッカーを選択するでしょうから、サッカーの普及は国際サッカー連盟を中心に良い循環で回っているのだと思います。

 

柔道は、サッカーの競技性とは異なり、誰でも気軽に簡単にたのしくは始められません。

なぜなら、柔道は道で目的は社会の役に立つことです。

まず、礼法、その次に投げられても怪我をしないように受け身を学びます。

柔道普及を考えると、オリンピックで金メダルを多くとってもらえたらと考えがちですが、まずは、柔道がほかのスポーツとは違い人間教育だと理解し、そこにこそ、ほかのスポーツとの違いを見出してもらえたとしたら、柔道の価値をあげることが出来るのではないでしょうか。

 

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