敗北には敬意を、勝利には謙虚を

みなさんこんにちわスポーツひのまるキッズの浅野です。

FCバルセロナってご存知ですか?

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サッカーが好きではない方でも名前くらいは聞いた事があるのではないでしょうか?

そんな世界一のサッカークラブFCバルセロナの12歳で編成されたチームであるU-12が、この夏日本で開催された大会での素晴らしい振る舞いが今話題になっています。

大会自体は、FCバルセロナが2年ぶり3回目の優勝を飾ったのですが、世界が注目したのは対大宮アルディージャジュニアとの決勝戦。

試合終了間際にFCバルセロナがゴールを決めてそのままタイムアップのホイッスル。喜びを爆発させるバルセロナの選手。しかしそれとは対照的に大宮の選手がピッチに崩れ落ちます。その姿を見たバルセロナの選手は、すぐさま大宮の選手のもとへ慰めに駆け寄りました。

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なかでもキャプテンのカプデビラくんの対応には涙が出てしまいました。一人ひとりの頬にしっかりと手をやり、まるで何かを語りかけるようにして励ましの言葉を送っていました。優勝を決めた直後、ここまで誠意を持って相手を励ますのは中々できることではないと思いますし、見た事がありません。しかもこうした行動を、カプデビラくんだけでは無くバルセロナの選手全員がとっていました。おそらく言葉も通じないと思います。それでも選手たちは大宮の選手の頬を撫で、頭を撫で、抱きかかえ、敗者を称えていました。

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海外のクラブチームの下部組織には大体寮があり、そこではサッカーの技術だけでは無く勉強や人間形成をサポートするプログラムが用意されています。

FCバルセロナにも全寮制の宿舎が用意されています。学業がおろそかになれば即退寮。無断外泊など規則違反をしても即退寮となります。少し厳しいように感じますが、下部組織に入団したからといってもトップ選手として契約まで至るのはほんの一握りです。それ以外の子供たちが社会で立派に生活していける教育、人間形成を行っているようです。

例えば、選手の誰かが道端に落ちていたゴミを素通りすれば、「あのゴミは自分で捨てたものではないかもしれないけど、見て見ぬフリをする事がバルセロナの選手として相応しいか?」とコーチが問いかけたそうです。こういったプロセスがピッチに立った時の振る舞いに現れるのだそうです。

ここでの人間形成とは、子供たちを社会に送り出す準備をする事で、感謝・犠牲・敬意・忍耐・謙虚な心を養ってもらうとの事らしいです。

あれ!?これってスポーツひのまるキッズ六訓と相通じますね!!

ひのまるキッズ六訓

って事は、スポーツひのまるキッズに参加した事のある子供たちは自然とFCバルセロナと同じ人間形成を学んでるのですね!!

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