「保護者の部」出場選手にインタビュー 4
●山田さん(青森県、33歳、3段)
子供が通っている道場で保護者の部に一人エントリーしているお父さんがいて、「山田さんも出ようよ」と誘われまして。私の子供たちも大会には出ますから、「それじゃぁ、一緒に出ようかな」と。
でも、やはりちょっと緊張しますね、自分の子供たちも含め、指導している子供たちの前で試合するのは。
普段の稽古は小学生相手ですけど、大人同士の試合となると全然違いますからね、不安もありますよ。
でも、いつも子供たちに「最後まであきらめるな」ということを言っているので、自分自身も
“最後まであきらめない柔道”をしたいと思っています。あとは、やはり礼儀礼節。
武道で大切なのは礼儀と気持ちだと思いますから、そこはしっかりとお手本になるような
ところを見せないといけないと思っています。
柔道は中学、高校と部活でやって、その後は仕事の合間合間に、お世話になった地元の
道場で、お手伝い程度で子供たちの指導をしてきました。自分の子供が始めてからは週3回、
仕事の都合もあって毎回ではないですが、道場に行っています。
得意技は一応、払腰ですが、何年も掛けてないですからね、試合で出せるかどうか(笑)。
少しでもいいところを見せられるように頑張ります。